2012年2月23日木曜日

宇宙世紀のMSについて。

宇宙世紀のMSについて。

宇宙世紀のモビルスーツなんですけど、動力に核を用いている機体が殆どの設定なのですが、戦闘中の損傷やその他の事故で、パイロットやその他の人間に被曝する事って無いんですか?

Gジェネもしくはスーパーロボット大戦などで被爆して、地球の環境が悪化したと言うイベントが有ったと思うんですが。


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毎度、バカのひとつ覚えで恐縮ですが、

『機動戦士ガンダム公式百科事典』(ガンダム・オフィシャルズ)の

「熱核反応炉」の項には、以下のような記述があります。

(なお、「核反応」というのはおかしい、核融合だろという指摘も

かねてからあるようですが、

同書に「熱核反応炉」とある以上、ここでは、これで通しますw)



「ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉はヘリウム3と重水素を利用するため、

中性子をほとんど発生させない。

また、Iフィールドの特殊電磁波効果は放射線領域まで遮断する。

これに加えてナノ技術を応用した放射線遮蔽技術が、この熱核反応炉からの

放射線被曝を皆無とさせた。」



「稼働中の熱核反応炉が爆発した場合、放出されるエネルギー以上に問題と

されるのは放射線による被曝である。

しかし、ミノフスキー・イヨネスコ型熱核反応炉の場合、

炉心の保持を行っているIフィールドの存在により、

放射線の大部分が遮断される。

仮に大気圏内で爆発しても、周囲の大気に深刻な放射線被曝を与えることは

ないのである。」



(以上、いずれも、前掲書541ページより抜粋。)

というわけで、「被曝による大気の悪化」というのは、

(少なくとも、今日の公式設定的には)心配いらないということになります。

もし、ゲーム等でそういう話が出ていたとすれば、

それは、設定の詰めが甘かった、

もしくは「あくまでゲーム世界内設定」ということでしょう。

Gジェネもスーパーロボット大戦も、

いろんな作品の、いろんな設定をすり合わせて、ひとつにまとめているわけなので、

「ゲーム内での都合上」そういう設定を付与した可能性もあるかと。

ただですね、前掲書には、こんな記述もあります。



「とはいえ、熱核反応炉の整備には、

放射線被曝の危険がまったくないわけではない」



と。

(これまた前掲書・541ページより。)

たとえば、



「宇宙船の動力として搭載された熱核反応炉の整備には、

放射線防護服の着用が義務づけられている」



てな具合。

(具体例としては、オデッサ戦前に、

マチルダさんがホワイトベースへ補給したときのシーンが挙げられるようです。)

ですので、放射線被曝の可能性は、全くのゼロというわけでもないようですが、

さりとて、そう頻繁に、被曝および大気汚染の心配をするほどでもない・・・と

いうことですね。

以上、とりあえずご参考まで。



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宇宙世紀で動力として用いられている核反応は核融合で、ヘリウム3が使われているので中性子はほとんど出ないみたいです。



イベントで核により環境が悪化したのは、動力として利用されている核反応とは別物です。


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ミノフスキー粒子には放射性物質を抑制する働きがあるらし…



なので核誘爆してもそこまで大規模には爆発はしないらしい…。


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一応、こう言う説明はあります。


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核は核でも核分裂ではなく核融合なのでそれほど放射線量は多くないという設定なのでしょう。



言い方は悪いですがフィクションなのでそこまで厳密に考えなくてもいいと思いますよ。

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